ハムスターを飼う時に、考えることの1つにトイレです。ハムスターを健康に育てるには一番気にするところですね。
ハムスターの排便量は?
おしっこについて
一般的に言われているハムスター別に1日のおしっこ排出量は、
・ゴールデン系:10~20ml
ジャンガリアン:4~8ml
ロボロフスキー:3~6ml
もちろん、個体差、飲水量により変わります。
うんこについて
1日のうんこの排便量は、一本?と言っていいのかわかりませんが、ゴールデン系は2~3ミリ位のものを20~30個くらいは排出しているようです。
私が飼っているハムスターを見ていると、だいたい食事中~食後にお尻に口を持っていきポイポイ飛ばしています。
トイレは必要?
ゴールデン系はトイレを覚えやすく、トイレや決まった場所におしっこをしてくれます。ドワーフ系はあまり覚えないと言われていますが、個体差があるようです。
衛生面や掃除の事を考えると、トイレはあった方が良いと思います。残念ながらうんちは、おしっことは違ってトイレで毎回することはないようです。
ハムスターの便の特徴
おしっこ
ハムスターのおしっこの色は、黄色く透明なものから白く濁った(クリーム色~プリン色)ものです。エサの内容で色の変化はあります。子ハムを抱いた時に大量におしっこをかけられてしまったことがあります。ちょっとツンとした匂いはありました。
おしっこの色や匂いは、ハムスターの健康チェックの指標にもなりますね。いつもと違うかどうか、常に気にかけていてください。
うんこ
ハムスターの大便は2種類あります。
① 盲腸便・・・一度目で消化出来なかった栄養分が含まれていて、ほぼ見る機会はありませんが、柔らかくハムスター達がお尻に口を持っていき食べる食糞です。
② 通常便・・・ハムスターを飼っている方なら、よく見かけるであろう糞飛ばしされる便です。色は黒色で硬いです。飛ばされて壁に当たると音がします(笑
心配になる大便は?
・緑色の大便・・・ストレスを感じている時、体に異常がある時は緑色になります。(ペレットの着色料で緑色の場合もあるます)
・赤色の大便・・・着色料が入ったペレットを食べているときペレット色(赤、緑)になります。
・水様便(下痢状便)・・・ハムスターのかかりやすい病気〈ウエットテール)、濡れている状態の場合は、病気かもしれません。迷わずエキゾ専門の獣医さんに相談してください。
トイレで遊んでしまうハムスター
我が家のハムちゃん達を見ていて感じたことを書きます。
トイレにトイレ用砂を入れて置いたら、砂浴びが始まってしまいました。トイレとは認識してもらえませんでした。ハムスターは穴掘りの習慣があるので、そこで楽しく遊んでしまいました。私は砂ではなく、おしっこがかかった敷材を入れることで、改善はされました。

トイレで遊んでしまった子ハムのエピソード動画です
ハムスターは、縄張り意識が強いので自分の匂いがあるトイレが安心できる場所と感じて、その中で遊んでしまいます。ちなみに、我が家のハムちゃんはトイレで眠り、別の場所で用をたしています。トイレが屋根(ドーム)がついた形になっていると、小屋だと思ってしまう感じです。
ド-ムを外して器のようにしたら、トイレ認識してくれました。それでも、たまには遊んでいますよ。
掃除について
トイレの掃除について
1匹の場合:
飼い始めはトイレを覚えてもらうため汚れた砂などを半分入れ替えていました。
完全に覚えてからは毎日水洗いをしています。(匂い、清潔のため)
子ハムがいる場合:
子ハムの数にもよりますが、トイレ全体が濡れている状態になったら中身を交換しています。
月に1度は、食器洗剤で洗い、その後、天日干しをしています。衛生面では綺麗にすることが望ましいのですが、匂いがしないとトイレ認識してくれないという問題も発生します。このへんが難しいところですね。
うんこの削除について
毎日、トイレ掃除や食事の時間に目に見えるうんちは取るようにしています。
ほとんどが敷材にうもれてしまっています。ケージ自体の掃除の際に敷材と一緒に破棄しています。
ゲージ(小屋)の掃除について
1匹の場合:
ハムスターは、頬袋に溜め込んで小屋(部屋)に運ぶので食べ残しなどは定期的に捨てています。
ゲージは週に1回キレイに洗います。季節や汚れ具合によって週2回とかになりますね。
子ハムが居る場合:
生まれて3週間ほどは基本的には何もしません。 これは、育児中で神経質になっているため人間の匂いが子ハムや周りのものにつくと、育児放棄や子食いにつながってしまうためです。
トイレの必要性
トイレは必要だと思います。トイレがあることでケージ内の清潔が保てます。また、小動物特有の匂いを発生させない対策にもなると思います。
トイレ内には砂は必要?
トイレ用敷材砂には、焼き砂、固まるタイプの砂、紙タイプがあります。我が家では当初、焼き砂を使っていました。
獣医さんにトイレについて聞いたことがあります。
・砂が付いたペレットや野菜などを食べてしまうと、固まるタイプの砂だった場合、腸が詰まり腸閉塞になる。
・おしっこを見てハムスターの健康状態を確認するには砂は適していない。
・誤食予防のために紙や敷材が良い。
これらをクリアするに、トイレ用敷材は白い紙製モノがベストとなります。キッチンペーパーでの代用も良いそうですよ。
そこで我が家は、ゲージ全体に使っている敷材やペーパートイレに変えました。
トイレでしないハムスターについて
一般的にトイレでおしっこをさせる方法は、おしっこをしている場所にトイレを設置、おしっこの匂いの付いた敷材などをトイレに入れておく。すると、次からしてくれるようになるのですが・・・。
ちゃんとトイレでおしっこするハムスターでも、掃除をした機会にトイレでしなくなってしまうことも少なくありません。我が家のハムちゃんもそうです。ハムちゃんには困ったもんです。
私が行った内容
トイレ以外でしてしまったら、おしっこで濡れた敷材をトイレに入れます。
次からトイレ以外の場所でしないよう、汚してしまった場所の拭き掃除します。水拭きや消臭スプレーをティッシュペーパーにつけて匂いを消します。消臭スプレーの成分が残らないように綺麗に拭き取ります。
トイレでおしっこ出来ました!
トイレで出来たときには、嬉しかったですね。このトイレ問題は、ハムちゃんと飼い主の根気比べ、永遠のテーマのようですから(笑
おすすめのトイレを紹介
トイレ選びのポイント
ハムちゃんの体の大きさに合わせたサイズのトイレが良いと思います。
我が家は、市販のトイレで寝てしまう、子ハムがトイレ内で遊びずぶ濡れ、トイレが小さく親ハムが入れず屋根部分を外したら
おしっこが全部外に出でしまう(お尻を上げてするので)という問題が多発していました。
今は、100均で買えるプラスティック製タッパーを使用しています。
高さ(深さ)があるので外にはみ出さない、汚れがひどくなったら交換可能です。100円ですからね。とても良いです。
私の経験から結論を出せてもらいますと、市販のハムスタートイレは使えない!ということになりました。
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